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昨日、秋葉原駅から千葉方面に帰宅途中の満員電車での出来事。

電車が錦糸町駅に停車し、目の前の席が空いたので座ろうかなと思った時、近くに立っていたお婆さんと目が合った。
お婆さんは満員電車の中で立っていたせいか、非常に疲れた顔をしていた。
自分は「どうぞ」と言ってお婆さんに席を譲った。

お婆さんは自分にお礼を言いながら席に座った。
やっと座れてホッとしていた。
買い物帰りだったのか、沢山の荷物を持ちながら立っていたらしく相当お疲れのようだった。

その直後、そのお婆さんの連れで娘さんらしき人（美人だった）が人をかき分け自分の脇に立ち、しきりに「ありがとうございます、ありがとうございます」と言いながらお辞儀していたと思ったら、そのうちガムまで差し出してきてお礼だというのだ。
さすがに満員電車の中でそこまでされると非常に恥ずかしくなってきた。

ここでお婆さんに席を譲って、良い事をして気持ちよかったと言いたいのではなく、今年に入ってからの自分は、いつになくタイトなスケジュールの中で、半ば納期に追いかけられながら焦って仕事をしているような毎日。
特にこの数日は一日中イライラしながら仕事をしていた。
そんな感じ悪い毎日が続いている中で、こういったほのぼのとした場面に出会えて、お婆さんと娘さんの笑顔を見ることができて、変かもしれないけど癒されたというか、心に余裕ができた。
心に余裕がないと楽しい生活は送れないね、と思った。
そして心に余裕がないと良い仕事もできんね。
なんかあの電車の中で反省しました。

あのお婆さんと娘さんへ
こちらこそありがとうございました。